【R18】ステイホーム!楽しい開発一週間計画!@13日目

蛇足編(pixivにまとめるにあたって、せっかくだから7万字の大台に乗せたかっただけ)ヴァカアポ。R18です。ストーリーは消えた。エロしかない。お兄ちゃんがちょっと頭のねじ三本ぐらいぶっ壊れてバカなので、そういうキャラ崩壊が嫌な人は回れ右お願いします。


「お兄ちゃん!久しぶり!」
「久しぶりだなヴァッカリオ!ちょっと離れていただけなのに、ずいぶんと長い間別れていたような……!」

玄関を開けて、飛び出してきた兄と飛び込んだ弟。衝突するような勢いで抱き合うと、ぐるり、と勢い余って一回転してから唇を合わせた。一生懸命背伸びするアポロニオと、一生懸命身を屈めるヴァッカリオ。ぎゅう、と腰を抱いて、何回か軽くキスを繰り返した。

アポロニオの家の前で本当に良かった、と二人が気づくのは、玄関に入ってからだった。アポロニオの家の玄関前はセキュリティばっちりで外部からは見えないようになっている。
そうでなければ、パパラッチの餌食になっていただろう。はしゃぎすぎた、とアポロニオが露骨に凹むのを宥めるのが本当に大変だった。

13日目:ただいま!

で。5日ぶり(厳密には4日ぶり)にアポロニオの家に来て何をするかと言えば……まあ、ナニだ、ナニ。
立ち直ったアポロニオが、少しもじもじしながらヴァッカリオを見上げるのが最高に可愛い。とは言え、ヴァッカリオも自分の顔がだらしない、照れが混ざった中途半端な笑みを浮かべている自覚はある。

「ね、お兄ちゃん……その、セックスしたい、んだけど……」

朝っぱらからダメかな?と聞いてみれば、アポロニオは顔を真っ赤にしつつ「私も、したい」とヴァッカリオの裾を掴んでぼそぼそと呟いた。最高だ、とヴァッカリオはリビングで立ったまま天を仰ぐ。

「じゃあ、おいらお風呂とベッドの準備してくるからさ」
「ん……」

休み明け早々、無理な拡張をしたアポロニオから没収していたスターターキットを返す。全く、大人しくしていると約束したそばから、ちょっと目を離せばすぐ無茶をする。
それこそ、思春期の性衝動に目覚めた子供みたいな、と言うところだが、実際最近目覚めたばかりの青少年ボディなので仕方ない。そのアポロニオに大人の自分が引っ張られている点は全力で棚に上げておくヴァッカリオでもある。

一緒に風呂に入って、軽く洗い合いながら温かい浴槽に身を沈める。泡だらけのスポンジでちょっとだけアポロニオの乳首を洗うふりをして刺激してみたら、見事に体を震わせたので最高だった。

「お兄ちゃんさあ……もしかして、今週、乳首いじってたりした?」

ヴァッカリオの太腿の上に腰を下ろして、肩に頭を預ける定位置のアポロニオの耳元で、聞いてみると。

「ッ……あ、ああ……その、乳首でも気持ちよくなれるとお前が言っていたから……」

恥じらいながらもちゃんと答えてくれる兄が本当に愛らしい。別に誤魔化しても良いのに、ヴァッカリオには何でも明け透けに答えてくれる。

「そっか。どう?気持ちよくなったりした?」

こくり、とアポロニオが頷く。ほうほう、それはとても素晴らしいことだ。
アポロニオは何かを言おうと、口を開け閉めして、ぎゅ、と握りこぶしを作るとついに意を決して言葉を紡いだ。

「自分の……股間、と、一緒に触ると……気持ち良くて……」
「…………」
「…………ああ、やはり気持ち悪かっただろうか、こんな事を毎日やっている男など」

ピシリ、と固まってしまったヴァッカリオの顔を慌てて見上げてアポロニオは早口で弁解の言葉を述べた。じわり、と目の端に涙がにじむ。その光を見た瞬間、ヴァッカリオのフリーズはようやく解けた。

「いやいやいやいや、そんなことないって、おいらがお兄ちゃんのこと気持ち悪いだなんて思うことは未来永劫一切ないよ絶対ないよ」
「未来永劫」
「うん」

ぽかん、とした口を開けるアポロニオに力強く頷いたヴァッカリオは、ススス、とこの一週間で随分と経験値を稼いだらしい乳首に手を伸ばした。アポロニオを肩ごと抱き込むように腕を回す。
アポロニオの視線もヴァッカリオの指先に吸い寄せられる。少しばかり期待するような熱を持っているのは気のせいではないと思う。

「これ、気持ちいの?」
「んっ……触ってると、だんだん気持ちよくなってくる……」

壊れ物を扱うのように、ゆっくりと中指で押し潰し、人差し指や薬指で膨らんでもいない男の平らな胸を揉んでみる。女性のおっぱいのような柔らかさは胸ではなく小尻にあるのでそちらで楽しめば良い。女性のおっぱいも楽しめるとは本当に兄は素晴らしい体の持ち主だとヴァッカリオはしみじみ思う。

「痛かったら言ってよ?」
「ああ……っ……」

きゅ、と摘まむような動きをすると、アポロニオの頭がヴァッカリオの肩に押し付けられた。さらに、円を描くようにくにくにと乳首を弄る。指を離してみれば、アポロニオの小さな乳首は赤く色づき、硬度を持ってピンとそそり立っていた。

「乳首、勃起しちゃったね」
「うう……」

恥ずかしそうに俯くアポロニオだったが、だからと言ってヴァッカリオの腕を押し止めるわけでもなく、手はそっと添えているだけだ。
ヴァッカリオはアポロニオの小柄な体を両腕で支えて、自分の両足をまたぐように誘導する。そうして、兄に立ち膝をしてもらい、自分がちょっとだけ屈めば……美味しそうな小粒の果実が、ヴァッカリオの目の前に実る。

「いただきまーす」
「ひっ!」

じゅ、と音を立てて乳首を吸い上げる。それだけでアポロニオの口から小さく悲鳴が漏れた。男の乳首なんて小さいもので、舐めて何がわかるんだ、と思っていたがそれが全くの間違いであったと思い知らされる。
ヴァッカリオの口の中で十分に存在感を発揮する兄の乳首を、舌で押し潰し吸い上げ、時に歯で軽く噛んでやわやわと磨り潰すように。

「あっ……ふあ、ぁっ」
「きもちいい?」
「き、気持ちいい、んんっ」

乳首を口に含んだまま聞いてみれば、濡れた声音の言葉が返ってきた。ちらり、とアポロニオの顔を伺うと、頬から耳まで真っ赤に染めて、口を半開きにして荒く息をついている。腰も無意識のうちにゆらゆらと揺れ始めていた。水面にちゃぷちゃぷと波が立つ。

「お兄ちゃん、エッチだね。可愛いよ」
「か、可愛いのか……っ?」
「うん、とっても。おいらの好みにドンピシャ」

反対側の乳首も同じように可愛がってやれば、浴槽の縁を掴んでいた手がヴァッカリオの頭へと移動して、まるでもっと、とねだるかのように強く胸へと押してきた。どうやらヴァッカリオの口淫を随分と気に入ってくれたようだ。

名残惜しくもペロリ、と舐め上げて口を離す。ヴァッカリオの舌先とアポロニオの乳頭の間に銀の糸が垂れ下がり、ぷつり、と水面へと落ちていった。

「下もすっかり勃起してるね」
「あっ、あぅっ、まて、やめろ……ひあっ!」

アポロニオの腰を持って、逃げられないようにしつつ膝頭で股間を責める。お湯の中で勃起した兄の小さなペニスがぷらぷらと揺れた。

「ヴァッカ、リオ、やっやめろ……んんっ、ぁっ、待てって!おい!」
「えっ、あっごめん、痛かった?」

アポロニオの口から少しばかり怒りを含んだ声が飛び出て、ヴァッカリオは慌てて動きを止めた。

「違う、そうじゃなくて……のぼせた……」
「あーっ!!!お兄ちゃん!!」

顔を真っ赤にしたアポロニオが、くたり、と体を傾けるのをヴァッカリオが受け止める。ヴァッカリオは逆に顔を真っ青にして、アポロニオを抱き上げると浴室から飛び出していった。

 

「ごめんなさい……」
「あー……私も、ちゃんと拒否しなかったのが悪かったから……」

いろいろ、準備万端な寝室。なのに、アポロニオは保冷材で首筋などの血管が集まる場所を冷やしているだけだ。ヴァッカリオはそんな兄の横で、正座をしてしょぼくれている。

アポロニオは自分の隣をぽんぽん、と叩くとうっすらと目を開けてヴァッカリオを見上げた。

「先に、ひと眠りするか……」
「う、うん、そうだね、ちょっと横になって休もう」

ヴァッカリオがもぞもぞと長身を横たえると、アポロニオが少しだけ笑いながら頭を撫でてきた。

「昔、水鉄砲を買ってやったときに、風呂場で遊びすぎてのぼせたお前を思い出したよ」
「そんな昔の話、やめてよお……だって、水鉄砲面白かったし……今も、面白かったんだもん……」
「お前は昔から、夢中になると周りが見えなくなるからな」

そりゃあ、常に冷静沈着で周囲への意識展開を怠らない、隙の無い兄に比べれば、ヴァッカリオは直情型で思い込んだら一直線だ。そうやってすぐ行動にうつして飛び出していくから、クリュメノスからあんな首輪のようなチョーカーをもらうはめになったのだ。

だからと言って、いい歳して兄がのぼせるのにも気づかず性的ないたずらに勤しむのはどうかと思う、とヴァッカリオは心底反省した。今後、気を付けていくつもりではあるが……どうも兄のエロい体をいたずらしていると自分の知能指数が極端に下がっているような気がする。それこそ猿並みと言われてもおかしくない。

はあ、とため息をつきながら、ヴァッカリオもアポロニオにならって目を閉じた。せめて兄を抱き枕にして眠りたいのだが、そうもいかない。全く何しに朝早くから来たのやら……。

 

アポロニオが目を開けたとき、ヴァッカリオはすうすうと健やかな寝息を立てていた。
のぼせたと言っても、もともと頑丈なアポロニオの体だから、すでにすっかり回復している。ヴァッカリオを起こさないように慎重にベッドから立ち上がると、保冷剤を片付けた。

さて。ヴァッカリオを起こすわけにもいかないし……そもそも、すっかりヤる気でいたので二人とも全裸だ。なんとなく服を着てヴァッカリオが起きるのを待つのも変な気がする。
というわけで。合理的で無駄なことが嫌いなアポロニオは、この時間を有意義に使うべくスターターキットに手を伸ばした。休み明けの初っ端に、自分で一度アナルをいじったことがあるから、具合はよくわかっている……たぶん。

その日はすっ飛んできた弟に無理しないで!!と半泣きで怒られ、キットを取り上げられてしまった。そんなに無理したつもりは……と思ったが、ヴァッカリオが帰ったあと、ベッドで寝ようとしたときにじくじくと痛み始め、結局安眠を得ることができなかった。……ヴァッカリオの言ったとおりであった。自分では気づかぬうちに、ダメージを負っていたらしい。さすがヴァッカリオ、よく私の体のことをわかってくれている、実に優しくて賢い素晴らしい弟だ。

まあとにかく。アポロニオはいそいそとキットからローションを取り出すと、自分の指に絡めた。ヴァッカリオはいちいち念のため、と言って指サックを使うが、さすがにそれぐらいは大丈夫だと思う。正直、指サック越しだとどうなってるのか感覚がよくわからないので、アポロニオはそのまま指を突っ込んでいる。

「ん……」

防水シートの上で、膝を立てるとローションで濡れた手を自分のアナルに伸ばす。何回か穴の縁を指で突くと、人差し指に力を入れて埋め込んでいく。確かに圧迫感はあるが、痛みはない。

ヴァッカリオがこの辺の動画参考になるかも、と置いていったアダルト動画を思い返しながら、人差し指を抜き差しし、穴を広げるようにぐるぐると中で回したり。
そうだった、ヴァッカリオを起こさないようにしなければ、とアポロニオは変な声が出そうになる口をぐっと引き結んだ。呼吸も、なるべくゆっくりと吸って、吐いて、を繰り返す。

「ふ……あっ……」

続いて、中指を人差し指に沿わせてゆっくりと。アポロニオの指は成長途中で、とても大人の手とは言えない。この二本指の太さと、弟の大人の二本指の太さは雲泥の差がある。だから、できれば三本までは入れておきたい。

「んっ!!」

二本の指でぐちぐちといじっていた時、前立腺を掠めてしまい思わず声が漏れてしまった。慌てて、左手で口を抑える。ちらり、と隣で眠るヴァッカリオを見れば、起きる様子はなかった。ほっと息をついて、指の動きを再開する。

存分に中が熱くなってきた、とアポロニオは判断して三本目の指、薬指を這わせる。さすがに三本目ともなると、穴がぎちぎちと音を立てて広がる……ような気がする。
多少の抵抗を覚えつつも、ぐ、ぐ、と押し込んでいけば、裂けるような痛みもなく薬指も飲み込んでくれた。ふう、と安堵の息を吐く。

三本の指をまとめて抜き差ししたり、バラバラに動かしてみたり。時には広げるように中で指を開くなど、アポロニオはすっかり夢中になっていた。事故のように前立腺に触れてしまい、そのたびに走る快感がアポロニオの脳を溶かす。

「っ……んん……はぁっ……」

口を抑える左手も、すっかり口から漏れる熱い蒸気で湿っている。それに、抑えきれない喘ぎ声が鼻を鳴らして空中へと霧散していく。
これではヴァッカリオが起きてしまう、と頭を倒して様子を伺ったアポロニオは……こちらを見る、金色の瞳と視線がかち合ってフリーズした。

「う、あ……その……」
「……おはよう、お兄ちゃん。何やってるのかな?」
「お、おはようヴァッカリオ……これは、その……」

ヴァッカリオに指摘されて、アポロニオは自分がどれだけはしたない行為に耽っていたのかと我に返り、羞恥で顔を赤く染めた。

「いっ、いつから起きてたんだ!?」
「だいぶさっきだよ!もう!お兄ちゃんがおいらのことなんて知らんぷりして一人遊び楽しんじゃってるからさ!……ね、今、指何本入ってるの?」

抜こうとするアポロニオの腕を抑えつけて、ヴァッカリオが体をずらす。アポロニオの指を咥えこんだままのアナルの前に移動すると、息がかかるほどの距離まで顔を近づけた。

「お兄ちゃん、何本?」
「さ、三本……」
「ふーん、そんなに入るんだ……これ、おいらの指も入るかな?」

アポロニオの枕元に転がっていたローションで指を濡らし、ヴァッカリオが人差し指をゆっくりと埋め込んでいく。

「痛い?」
「痛くはない……」

三本プラス一本。痛くはない、とは言うものの、はっきり言って圧迫感がかなりある。

「うーん、ちょっと一緒に動かすのは難しいかな?」
「ゆ、ゆっくりなら、大丈夫、だと、思う……」

また裂けるのではないか、という恐怖も一瞬アポロニオの頭をよぎったが、この程度で喚いていたら弟のあのデカブツを飲み込むことなんて夢のまた夢だ。
ヴァッカリオの指が隣にあるのを感じながら、アポロニオは自分の三本の指をゆっくりと抜く方向へと引っ張る。限界まで広がっているからか、ずるずる、引っ張られる指が腸壁や穴の縁を刺激して、何とも言えないむず痒い感覚がじわりと腰に届いた。

ヴァッカリオは逆に人差し指を奥へと進ませ、容易に前立腺を見つけるとそこを叩き始めた。

「ひっ、んんっ、ぁっ……!」
「お兄ちゃん、ほら、指止まってるよ、動かして?」
「ふあ……う……」

言われるがままに、また三本の指をまとめて中へと押し込んでいく。ヴァッカリオの骨ばった指と擦れ合うだけで、指先からゾクゾクとした快感が這い上がってきた。
当然、中に押し込んでいけばヴァッカリオの指はより前立腺へと押し付けられることになる。ヴァッカリオの人差し指が、抜け出ようと中で蠢けば、前立腺をぐりぐりと刺激されてアポロニオは立てた膝をぶるぶると震わせた。

「ね、お兄ちゃん、もういれてもいい?」

ヴァッカリオの熱のこもった声に、アポロニオは何回も首を振った。
二人で同時に、指を引き抜いていく。ぬるり、と抜けた瞬間にアポロニオは耐えきれず喘ぎ声をあげた。

ぽかり、口が開いたアナルがひくひくとヴァッカリオの目の前で艶めかしく誘っている。
兄の痴態を隣で黙って見ていたころから、すっかりやる気に満ちていた分身にコンドームを被せてローションを振りかけると、アポロニオに覆いかぶさった。

やはり、四本も飲み込んでいたおかげなのか、前回よりも先端がするり、と穴に飲み込まれていく。そのまま浅く、何回も抜き差ししているとアポロニオが顔を上げてヴァッカリオを見た。

「じ、焦らさないでくれ……っ」
「別に焦らしてるわけじゃなくて、慣らしてるだけなんだけど……!」
「うう……は、早く、入れて欲しい……」
「なんでそういう誘うこと言うかなお兄ちゃんは!もう!」

待ちきれないのか、腰を揺らしてヴァッカリオのペニスを誘い入れようともするその姿勢に、理性が一瞬飛びそうになるがヴァッカリオは必死に耐えた。猿以下の、ミジンコレベルの知性になる日も近い。

痛いかも、と前置きして、ヴァッカリオはゆっくりと腰を進めていく。やはり、一番太いところを通す時だけ、アポロニオは体を震わせ、苦しそうな声を上げた。が、ここで止まってしまう方が辛い、と学んだヴァッカリオもアポロニオの様子をよくよく観察しながら、多少強引に中に埋め込んでいった。

「んあっ!ヴァッカリオ……っ!そこ、ふぁっ、んっ」
「お兄ちゃんのイイトコみーつけた」

ペニスを抜き差しする、というよりも、入れたまま先端でアポロニオの良いポイントを押し潰した。ちゅぷちゅぷ、穴の縁でローションがいやらしい水音を立てている。

「…っ!あぅ……っ!あっ、んんっ、きもちい、い……っ!」

胸を反らして嬌声を上げるアポロニオ。痛みより、よほど快感の方が勝っているらしい。恍惚の輝きを放つ濡れた瞳で、ヴァッカリオを見ると「もっと」と声なき声でささやいた。

「お兄ちゃんっ、ほんとっ、人の気も知らないで……っ!」
「っは、ひあぁっ!ああっ、あっ、いっ……んあっ、ふ、ぅぁっ……」

アポロニオの中は熱く熟れていて、ヴァッカリオの太い肉棒をおいしそうに咥えこんでは搾り取るかのようにきゅうきゅうと締め付け、舐めしゃぶってくる。あまりの気持ち良さに、ヴァッカリオは自分の口端から垂れそうになった涎をずる、とすすった。

「お兄ちゃん、ナカイキ、できる?無理かな?」
「あ゛っ、イイっ……ぅっ、はあっ、だめ……っん、あうっ……」

まだ、絶頂に至るほどの快感は集められていないようだ。だが、ヴァッカリオの方はもう限界が近い、早く兄の中に精液をぶちまけたい。まあ、コンドームがあるからそれは叶わぬ夢であるけど。

「うっ……出る……っ!」
「ふあっ、だして、ヴァッカ、リオッ……ひゃあっ!」

ぐ、ともう一突き、深いところまで潜り込ませるとヴァッカリオはどくどくと白濁液をコンドームの中に放出した。まるで、アポロニオがそれを美味しそうに飲むかのように、腸壁が締め付けて最後の一滴まで搾り取ろうとする。

「クッ……あー……いっぱいでたな……」

ヴァッカリオはゆっくりと引き抜くと、呆れたように呟いた、我ながら、一週間の禁欲生活でよくもここまで溜まったものだと思う。コンドームの口を縛ってその辺に投げ捨てると、ヴァッカリオは体をびくつかせる兄の方へと向き直った。

「おいらばっかり先に気持ちよくなっちゃってごめんね」
「いい、から……あっ、あんっ……ぁっ、んんッ、あぁっ、ッ!!」
「お兄ちゃんもすぐイかせてあげるから……」
「まっ、まえっ、だめ、ひああっ、あぅっ、っあっ……んんっ!!」

前を力強く扱き上げ、後ろは前立腺をひたすらに責め続ける。アポロニオの喘ぎ声に涙が混じり始め、濁った声になってもヴァッカリオは同時責めをやめない。

「い゛っ、そこっ、あ゛あぁっ、イくっ、ヴァッカ……っ!!!」

ずっと流れていた喘ぎ声が急に止まり、アポロニオが海老のように背中を大きく反らせて絶頂した。前と後ろの、同時絶頂。
高まっていた快感が、一気に爆発してアポロニオの全身を支配し、脳を真っ白に染め上げる。はくはく、と空気をもとめて口が戦慄き、がくり、と急に脱力してベッドに沈み込んだ。

「お兄ちゃん、大丈夫?」
「むり、ひあっ、きもちい、とまんなっ……!あ゛ー、ひぅっ、あひっ……」

全身を痙攣させて、シーツを強く握りしめる姿は憐れみさえ誘う。
そんなアポロニオの肩をヴァッカリオが優しく撫でると、それだけで憐れな兄はひときわ甲高い声を上げて軽くアクメを迎えた。じんわりとした甘い快感が、ヴァッカリオの手からゆるくもたらされる。深い絶頂の中で、その優しさがアポロニオをぐずぐずに溶かしていった。

「もうちょっと落ち着いたら、シャワー浴びに行こうか」
「あぅ、ぅん、まって……まだぁっ……」
「水取りに行くだけだから、すぐ戻ってくるから」

イった直後はヴァッカリオの体温が恋しくなるのか、少しでも離れようとすると待ってほしい、という兄が本当に愛らしい。待ってて、とヴァッカリオは兄の額にキスを落として、キッチンへと足を向けた。

 

何とか落ち着いたアポロニオと一緒にシャワーを浴びて(と言っても、彼は腰が抜けていたので、ヴァッカリオが抱えてやって洗うことになった)、また寝室へ戻ってきた。防水シートを取るだけで寝転がれるようになるので、始末が楽だ。
「なあヴァッカリオ……今日はその、ディープキスをまだしていないのだが……」
「あー……そういえばソウダネ……」

ん、と唇を突き出すアポロニオに、ヴァッカリオも笑いながら唇を合わせた。ベッドの上で、両手を絡め合いながら寝転がってゆるゆると舌を絡め合わせる。

「っていうかさ、今日はお兄ちゃんが一人で始めちゃったから、キスするタイミング失っちゃったんだよ?」
「う……それはすまないと思っている……」

恥ずかしそうに身をよじるアポロニオにヴァッカリオは何とも言えない気持ちになった。まあ、言葉上は責めてはいるけれども、正直めちゃくちゃ楽しいラッキースケベだったことは間違いない。
とは言え、毎回ああやって準備万端にされてしまっては困る。ヴァッカリオとしては、自分が解したいのだ、あの閉ざされた穴を自分の手で懐柔していく楽しさ。

「あの、後ろを解すのはおいらがやりたいんだけど……」
「しかし、毎回面倒くさくはないか?」
「うーん、お兄ちゃんが嫌なら我慢する」
「が、我慢?いや、我慢なぞする必要はないぞヴァッカリオ、お前の好きにするといい」

ほんと?やったー!と無邪気に喜ぶヴァッカリオをにこにこと眺めるアポロニオ。

今日の話は解す、解さない程度だが、このちょろさでは今後、彼の性生活がどういった方向に転がっていくのやら……。

 

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