ヴァカアポじゃないかもしれないけどとりあえずキャラ崩壊系ギャグ。ヴィランのせいで成人男性が赤ちゃん返りしてしまったオリュンポリスの話。短い。
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※モブキャラとお兄ちゃんが話してるだけなのでヴァカアポ要素はないです
ババンバ☆バブゥ
世の中の成人男性は多かれ少なかれ、マザコン気質らしい。多忙を極める生活に疲れ果て、「ママ」を求めて夜の街を彷徨い歩く。スナックの女主人が「ママ」と呼ばれるのもむべなるかな。
そういうわけで、今現在、オリュンポリスではとある神話還りの力が暴走して、成人男性の8割が赤ちゃん帰りするという大事件が起きていた。
「状況は?」
「各所で大混乱ですね。ヒーロー含め警察も総動員して事に当たっていますが……いかんせん、主戦力である成人男性がことごとく使えないとなりますと……」
「バブゥ」
アポロンVIと副官の女性はソファから上がった相槌のような声に目を向けた。……スーツ姿の男性が、ソファで仰向けになって寝転んでいる。しかも赤ん坊のごとく手足を折り曲げて。
アポロンVIは気の毒なものを見たと言わんばかりに眉を寄せて重いため息をついた。残念ながら、アポロンVIの片腕とも呼ばれる副官の彼も無事に8割の方に入ったらしい。
さらに、廊下からはオギャアオギャアと超重低音の赤ん坊(?)の泣き声が聞こえてくる。アポロンVIは頭を抱えたい気分であった。アポロンフォースもほぼ機能不全に陥っている状態だ。
「アフロディテフォースの活躍に期待するしかないか……」
「そうですね……」
アフロディテフォースは構成員のほとんどが女性だ。さらに、割合の少ない男性ヒーロー達もほとんどが赤ん坊返りはしていないらしい。
副官の女性は大きなため息をついてから、ソファの上で泣き出した同僚の口に買ってきたばかりのおしゃぶりを突っ込んだ。正気に戻ったら絶対、死にたくなるだろう。
「ところで」
「なんだ?」
副官の女性は袋に入った大量のおしゃぶりから一つ、摘んでアポロンVIに差し出した。
「使いますか?」
「いや、無用だ。他の人に使ってやれ」
「……親指の皮、ふやけても知りませんよ」
「ハッハッハ、大丈夫だ、それぐらい。なあ、ヴァッカリオ?」
おしゃぶりなんかよりお兄ちゃんの指のほうがいいよな? と慈愛に満ちた眼差しを落とすアポロンVIの腕には。……アポロンVIの親指をちゅうちゅうと吸うディオニソスXIIの姿があった……。
8割の男性が赤ちゃん返りした。では、残りの2割は?
……父性に目覚めてしまったのであった。さらにその中の極少数は、なぜか母性に目覚めてしまい。今のアポロンVIも、母性に目覚めたマイナーな人間の一人であったのだ。
ぐずり始めたディオニソスXIIを抱き上げてアポロンVIが「おお、よしよし」と左右に揺さぶってやりながら執務室の中を歩き回る。副官の女性な死んだ目をしていた。
「……手が回らないヒーロー連れてくるんで、面倒見て頂けますか?」
「ああ、構わないぞ。おしゃぶりとおもちゃを持ってきてもらえるか?」
「了解です」
適材適所、適材適所、と彼女は壊れたレコードのように繰り返して地獄のような光景の執務室もといアポロンVI託児所を後にした。
なお、その後、何人も託児所に預けられたものの、ディオニソスXIIが片っ端から他の男性を威嚇してアポロンVIの膝から一歩も動かなかったという話があり……アポロンVIはそのディオニソスXIIの態度を叱りながらも満更でも無かったらしい。
もちろん、全員正気に戻った後は大きな悲鳴をあげて白目を剥く事となる。
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よくよく考えるとゴッドナンバーズで赤ちゃん返りするのってヴァぐらいしかいないのでは……??
と思ってしまった
ヘラIIIはまだ成人してないし、ヘパのおじさんは父性に目覚める側の人だし。
ゆっぴーはそもそもまだピュアな赤ん坊みたいなものだから……(???)
ウェスターは当然のようにお兄ちゃんと同じく母性に目覚めた組で、ディオフォースを臨時保育園にしてツヤツヤしながら働いてます。
ヴァは赤ちゃん返りした瞬間に飛び出していってお兄ちゃんのところに駆け込んだんじゃないかな
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